ストライクウィッチーズ オフィシャルファンブック

もう発売してからだいぶ経ってスレでのほとぼりもすっかり治まってしまった中、やっと全部読み終わりました。
やっぱり流石の情報量です。各話、各パートのカット数・秒数まで記されているとは。
設定資料・声優陣や各スタッフの方々へのインタビューも面白かったですね。
OP・ED・BGMの作曲作詞の方にまでインタビューが及んでいたのは特別嬉しかったです。高村監督自身も「よい作品は、よい音楽ありき」と仰っていただけあり、音楽が重要視されるのはとても喜ばしい。
長岡成貢さんによるフルオーケストラのBGMは珠玉ですよ。オーケストラアレンジが出来る人には一音楽人として憧れますね。TVからもBGMとして時々流れてきます。「ストライカーの飛翔」では、その雄大さと迫力から涙すら出てくる。
SSも一読の価値あり。シャーリー×ルッキーニ話、トゥルーデ×エーリカ話、ペリーヌ×芳佳話の3話が掲載されています。トゥルーデ×エーリカ話にはもう大興奮ですね。個人的にはエイラーニャよりもゲルトマンなのです。芳佳大好きキャラが定着しているトゥルーデが、その芳佳の前でエーリカについて「・・・そうか、結局、好きなんだな・・・」・・・・・・・ふぉぉおおおおおお!!!


そんなファンブックですが、残念な点もいくつかございます。
まず気になったのは誤植の多さ。ちゃんと見直ししたんでしょうか?
マロニーの名前が辞書の所ではマロリー(元ネタの人)になってたり、パ・ド・カレーが勝手にカールスラントの港町にされてたり、シャーリーの一人称が「俺」になってたり・・・全部は挙げられませんが、かなりの数があったように思えます。
あと情報も濃いとこは濃いのですが、如何せんまだまだ書ききれてないなぁと。ペリーヌやサーニャが本名ではない点とかにも触れて欲しかったですね。


まぁなんにしても、3000円でこれだけのものが手に入るならば全然買いだと思います。
まだ手に入れてない方は今からでも遅くはないので是非とも。