TALE8 『最後の1日』

今回はちゃんと発売日1週間前にはローゼンスレの閲覧を控えてました。
しばらくストパンだなんだってローゼンから離れてたりしましたが、新しい銀様のお姿を目にすればやっぱりローゼンこそだな、と。
んでもって明日はいよいよ新装版Rozen Maiden7巻の発売日。今回はその豪華仕様の情報もお届けしようかと思います。加えて愛蔵版ローゼンメイデンの情報なども。




さて、毎度お馴染みカラー表紙。お疲れ様です。「もうすぐお目にかかります。」とのメッセージと共にきらきー絵。


銀「・・・ふふ、いよいよ」
真「『今日』だわ」
大ジュン「今日・・・!」
ここでの銀様の映りが素晴らしくいい。夕焼け。遠い目。笑み。銀様。なんと魅力的なさまか。
大ジュンの言う「今日」は斉藤さんの劇団の公演日のことであり、前者2人のそれとは意味が違います。


銀様は朝から鼻歌を歌うほどの上機嫌ぶり。今日中にnのフィールドに扉が繋がらなかったら真紅が消えてしまうということが楽しみで仕方が無いようです。
相変わらず真紅と銀様が面と向かって雑談を交わす光景は新鮮です。いつになく銀様が饒舌なのは本当に気分がいいからか、はたまた心の内で真紅のことを心配してか。
「ばいばぁーい真紅〜〜〜。鞄は形見にもらっておいてあげる」と鼻歌交じりに言い放ち就寝交代、真紅の鞄へ。可愛すぎて悶える。
真紅「・・・ホーリエ、ガムテープを。それとマッチ」 こえー^^^


そんな2人を余所目に、劇団のリハーサルへ向け準備を進める大ジュン。「・・・もう出かけるの?」と寂しげな目を向ける真紅にドキッ。
「言っとくけど連れて行けないぞ、今日はさすがに」「何も言ってないわ」と言いながらも着々と連れて行かれる準備をする真紅かわいいよ真紅。しかしそんなことしてる場合なのかしら。


結局「絶対にバッグから出るなよ!」と釘をさされて一緒に舞台へ。
せっせと舞台の設営や衣装の準備に取り掛かる大ジュンを見て、真紅は
「ねぇホーリエ、知っていて?あの子は自分が思っているよりも、ずっと広い掌を持っているの。
 重く大きな扉を開ける掌を、まいたジュンとは違うそれを、あの子は自分で拓いて手に入れているの。
 まだそれに気付いていないだけ。そして気付いたときには・・・
 人形遊びの手は止めて、その掌で扉を開いて外に出かけていくのだわ」と。
どこか寂しさを含んだ、それでいてやさしさのある微笑みを伴って「もう少しそばで見ていたかったけれど・・・」という台詞では思わず涙腺が緩んでしまいました。


と、ここでハプニングが。
「舞台で使う小道具の人形を倉庫に置いてきちゃったみたいで・・・」
「人形抱えながらじゃなきゃ通じないセリフもあるし・・・」
「でもアンティークっぽい人形なんて見つかるかな・・・」
なんと都合のいい展開^^^^
みんながあたふたする中で「お困りのようね」というセリフ。気付いたのは大ジュンだけ。声の元にはヘッドドレスがはみ出たリック。
必死に隠そうとする大ジュンですが、結局劇団のみんなに見つかって借りるねーということに。人形をリュックに入れてた事実をひたすら言い訳しまくる大ジュン哀れ^^
真紅は寝たふりを決め込んでいますが、知らない人間にベタベタ触られても怒らなくなったんですね。もう最後の1日であることを覚悟してでしょうか。


「やっと見つけたと思ったらこんなところに・・・」 銀様キター!!!
「真紅の最期なんて面白いこと私が見逃すはずないじゃない」なんて言いながらも、やっぱり心配のあまり駆けつけたんじゃないの?と勘ぐってしまいます。
持ってきた鞄の中には大ジュンの作りかけたドールが。どうやら銀様はこれで雪華綺晶を釣って倒そうという腹のようです。
「安心してお眠りなさいな真紅。仇は討ってあげるから―――・・・ククク・・・」 ううっ・・・考えたくはないけど、これはなんか銀様死亡フラグなんじゃないか・・・?
『間もなく開演です』というところで第8話は終了。


今回は16ページと、いつもの半分ほどしかありませんでした。それでも読み応えは十分でしたが、いろいろ忙しかったのかな。大方察しはつきます。


さて、いよいよ次回できらきー登場でしょうか?今作りかけてるドールは完成を見るのでしょうか。翠星石が出るかと思ったんですけどねぇ。ちなみに斉藤さんが地味に皆勤を果たしています。
次回TALE9は12/25発売。おおっ、ローゼンメイデンピアノサントラの発売日と同じじゃないか。


話変わって、明日発売の初回限定版全7巻収納BOX付き新装版第7巻。長い名前だ。
私はJBOOKにてネット予約したのですが、ちゃんと届くかどうか心配です。一応「手配中」ということにはなっているのですが。
ドリーミーな仕掛けと謳われた収納BOXは、内側がラプラスの絵になっており、光をプリズムのように反射してなかなか綺麗な感じです。
7巻の巻末(恐らく)には、バーズ版単行本にあった中表紙のイラストが掲載されているようです。ここはバーズ版だけの特典ということにしておいて欲しかった気がしないでもないですねぇ。PEACH-PIT祭り・ももたね的まんがの作り方・奥付の綺麗な線画がバーズ版だけの特典ということになりそうです。


愛蔵版ローゼンメイデン1巻には、「少女のつくり方」も掲載されるという情報も入手。
これから来年にかけてCDやDVDなど買わなければいけないローゼン商品が目白押しです。大変だ。