TALE11 『対決』+額装

危ない危ない。昨日発売なのすっかり忘れてて、日付変更後の深夜に急いで買いに行きました。最寄のコンビニではYJラスト1冊。ローゼン掲載回はすっごく売れるから怖いのです。


新装版Rozen Maidenの巻末に付いているポスターカードの額装プレゼントがやっと当選者に届いているようですね。
どうやら私は外れましたか。新装版を全巻集めての応募なんて、500人に当選するならまず当たるかなと思ってたのですが、見込みが甘かったようです。

くそ・・・羨ま・・・いや、これで単行本からポストカードを切り離さずに済んだと考えれば・・・だがっ・・・!


さて、以下より11話の感想や考察。




きた!扉絵めぐぎんきた!これで勝つる!ほんといいショット。


さて、今この「まかなかった世界」にいる雪華綺晶はなぜローゼンメイデンのボディを持っているのか?そのボディは姉妹のうち誰のものなのか?どういう経緯で発現に至ったのか?
深まる謎に思いを巡らせる暇も与えず、雪華綺晶の猛攻が真紅、銀様、さらに大ジュンを襲います。


そんな攻撃を受けながらも、銀様は動じることなく雪華綺晶に1つの質問を投げかけます。
「貴女は何故ローザミスティカに興味がない?」
アリスとなり、父ローゼンからの愛を受けるために必要不可欠なローザミスティカローゼンメイデンにとってそのローザミスティカを求めることは本能とも言えるはず。にも関わらず、雪華綺晶ローザミスティカを放棄する、その理由とは・・・?


雪華綺晶は実体を持たず、精神世界にのみ存在する極めて特殊なドールです。
形骸を持たない雪華綺晶は、ローゼンメイデンのマスターたちを糧としなければ、その存在を保つことすら出来ません。
それほどまでに儚くおぼろげな存在である雪華綺晶にとって、今もっとも必要なものはローザミスティカではなく無機の体であるというわけですね。
アストラル体である雪華綺晶は、それを宿す体さえあれば――つまり全てのローゼンメイデンの体を手に入れれば、どんなドールにでも成り代わることが出来る。それこそが至高の少女である・・・というのが雪華綺晶の思惑です。


これを知った銀様、真紅は少なからず衝撃を受けたようで・・・殊に銀様は、そんな雪華綺晶に対して「本当の意味で壊れている」「『化け物』よ」「哀れね」などと罵詈雑言を浴びせかけます。
こうまで言われた雪華綺晶は、さらに強烈な攻撃を開始。真紅との共闘を拒んでいた銀様ですが、雪華綺晶のことがよっぽど憎たらしいらしく、「えぇ、いいわ!今この時に限ってなら誓ってやるわよ、共闘を!」としぶしぶながら受諾。最強タッグの完成ですかね。


一方の真紅は雪華綺晶のボディが誰のものであるかが気がかりなようです。今雪華綺晶が手にしているのは真紅のボディと雛苺のボディ。可能性はこの2つですが、真紅のボディなら真紅のローザミスティカが反応するはず。だとすると・・・?


どうやら今の雪華綺晶はまだボディと完全には一致しきれていないらしく、銀様はその不安定なボディを叩こうと考えます。
銀様が黒羽で雪華綺晶の視界を塞いでいる隙に真紅が攻撃をしかけ、その後に2人がかりでボディを完全に潰してしまうという作戦です。


さて、その頃大ジュンは。
雪華綺晶の攻撃により舞台はメチャクチャに。「みんなあれだけ頑張ってきたのに・・・僕のせいだ・・・」としてどんどんマイナス思考に陥っていきます。ただ、どん底に落ちたジュンこそ何かやってくれるんですよねぇこれが。


いよいよ真紅と銀様が攻撃に移ろうとするところでシーンは変わり・・・。
「急ぐですよ、もっと瞬いてスィドリーム。ちょっと・・・いえ、かなり遅刻ぶちかましましたけれど、待ってるですよ真紅ぅぅ―――!!」
翠星石キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
相変わらずの口調で安心しました。これで勝つる!


以上で今回はおしまい。
いやぁそれにしても今回もきらきーが可愛かった。あの雪華綺晶が涙を流すシーンや、顔を手で覆いながら「もう酷いこと仰らないで・・・?」と哀願するシーンなど、何かとツボ。そしてなんと言ってもあの不気味かつ穏やかな笑みね!あんな顔で見つめられたら見とれるあまり魂抜けそう。
今回で雪華綺晶の各ドールに対する評を知ることが出来ます。

翠星石・・・。
銀様が無いのはなぜでしょうかね。さんざんボロクソに言われたからでしょうか。
あと、真紅の「いえ・・・後者はないわね」のセリフは誤植でしょうか?そう見ても「ない」のは前者の方ですが。


ジェフ・ベックのインタビューは華麗にスルー^^