TALE14 『薔薇の指輪』

前回が前々回の2週間後に掲載されただけに、今回が随分久しぶりなように思えます。
YJの表紙にローゼン掲載の旨が載ってないのは初めてじゃないですかね? 一瞬掲載日を間違えたかと思いましたよ。
今回は個人的になかなかのメシマズ回。桃種先生はもうちょっと考えて話を(ry




雪華綺晶のボディは蒼星石のものであるとして、雪華綺晶への攻撃を阻止する翠星石
「くだらない感傷ね」と銀様は一蹴しますが、「いいえ、お姉さま・・・。だってわたし達約束したんですもの。『ずうっと一緒』って・・・」と翠星石の背後から抱き付く雪華綺晶。雪翠もいいな・・・うん。
『ずうっと一緒』というのは、バーズ期の頃に雪華綺晶の傀儡と化した蒼星石に放った言葉ですね。
いよいよ翠星石・銀様・真紅の3体は白薔薇の花弁に囚われてしまいます。ほんとチート能力すぎるだろきらきー
絶体絶命の状況に陥った光景を見て、大ジュンは自身に失望する中、真紅との契約を思いつきます。自重しろ。
「僕に契約させてくれ!」と叫ぶや否や、ホーリエが大ジュンに薔薇の指輪を渡してしまいます。
真紅は大ジュンがこの事態に巻き込まれることを憂い契約するのは反対するのですが、そんな真紅の言葉も意に介さず、中ジュンから届いたメール"僕ならできる だから お前もできる"を思い出し、「できない事なんか何もない・・・!!」とまるで根拠の無い自信で己を鼓舞します。
当然のように雪華綺晶の妨害が入り、指輪を落としてしまいます。雪華綺晶に「貴方は私のもの」「私はずぅっと貴方が欲しかったの」「貴方は特別・・・」と羨まし過ぎる台詞を言われたあと、大ジュンの指おしゃぶりタイムきらきーはエロ要因・・・と。
そのまま雪華綺晶は大ジュンとのキスにて契約を交わそうとします。別に大ジュンがどうなろうと知ったこっちゃないですが、これは別の意味でやばい。私の精神衛生的にやばい。
マジでキスする3秒前で翠星石が阻止に成功。GJ!もうYJ版の翠星石大好きです。
「今雪華綺晶と契約されてしまったら、そのボディは完全にそいつ(雪華綺晶)のモノですっ!そっ・・・そうなる位なら・・・」と、翠星石は薔薇の指輪を取り出し、大ジュンに契約を強要。が、いつまでも蒼星石蒼星石言ってる翠星石に「くだらないわ・・・」と契約を阻止。
銀様「あの人間(大ジュン)は私のものよ」
大ジュン「へっ」
何が「へっ」だお前。
まぁ銀様に他意はなく、単に力を得るための媒介としか見ていないんでしょうが、銀様・翠星石雪華綺晶の3体のドールに言い寄られ、「(モテ期!?人生初のモテ期到来!?)」とこのクズジュンは勘違い。
雪華綺晶は「私ならこの世界を変えてさし上げられますわ」と、甘い言葉で大ジュンを誘惑。真紅は大ジュンが雪華綺晶の誘惑に惑わされないよう諌めますが、雪華綺晶に「レプリカの体は契約に耐えられず砕け散る」という事実を知らされてしまいます。そして、「契約」はレプリカの体である真紅に負荷がかかるように、大ジュンにとってもまた負荷であると。
雪華綺晶はこの事態を面白がって、拘束していた大ジュンを解放。そして雪華綺晶翠星石・銀様・真紅、どのドールを選ぶのか。もしくは誰も選ばないのか、選択を迫られます。ここで今回は終了。



いやーもうね・・・ホント「JUM死ね」の一語に尽きますね。いや元はと言えば銀様との同棲が決まった時点で死ぬべきでしたが。バーズ期の「君は壊れない!」のくだりで死ぬべきだったか?っていうかもう銀様との拝謁を賜れた時点で・・・!
シリアスなムードで多少事情は違いますが、構図的には「なぜか主人公がおにゃのこのモテまくる」ハーレム状態に違いはないですよね。ドールたちは見たいけどハーレム展開がキツい。これは辛い。
銀様に「貴方は私のものよ」なんて言われた日には、これほど生きてて良かったと思うことはあるまい。直後に車に撥ねられても笑顔で死ねる自信があります。その一方で、めぐ銀の展開も捨てがたいんですよね。難しいところだ。
最後の見開きの銀様が凛々し過ぎてまた惚れ直した。そしていかんせん、真紅が空気すぎる気がします。