TALE24 『2人のジュン』

一日遅れ馳せながらローゼンレビュー。久々に日が高いうちに外出た気がします。




今回はカラー扉。いい色使いだ。


中ジュンから真紅のボディを受け取る大ジュン。
誰もが、その傍らにいるベリーベルの存在に驚きを隠せません。この雛苺の表情はなかなか辛い。
今までずっと雛苺ローザミスティカが真紅のボディを守ってきたという事実を金糸雀から聞かされた銀様は困惑します。自分が蒼星石のそれを奪ったときとはあまりにも違う反応。アリスゲームの本質に疑問を抱き始めます。


いろいろと回想しながら真紅を修繕した大ジュン。が、「最後にこれ(ぜんまい)を巻くのはやっぱりお前の役目だ。真紅たちを頼んだぞ」と、中ジュンにぜんまいを託します。やだこれカッコイイ・・・!
真紅復活キターと感動に浸るのも束の間、「起こすのが遅い!」と2人のジュンに即制裁。流石真紅さんやでぇ。


真紅の復活を見届けた蒼星石は銀様にローザミスティカを返そうとします。が、先の雛苺の件を見てから思うところがあったのか、まさかの「今日のところは見逃してあげる」展開! ひたすらローザミスティカ固執していた銀様からこんな言葉が出ようとは・・・。ただ、ローザミスティカに勝利するという意思は変わりありません。「アリスゲームは力づくでローザミスティカを奪い合うゲームではない」という面が見えてきたわけですね。
それにしても、「勘違いおしじゃないわよ」「ほんの少し預けておいてあげるってだけ」など、なかなかのツンデレ発言である。蒼星石に対し、「いいこと?貴方は私のもの」だなんて、シチュエーションが違えばプロポーズにしか聞こえないわけで、もう百合脳の私からすれば銀蒼というガッツポーズモノの展開なわけで(ry
何はともあれ、結果として復活を果たした蒼星石。良かった、翠星石の涙を見ないで済んだ。


さて、事は落着し、大ジュンは元の世界へ戻ることになりました。
蒼星石の指輪は中ジュンに託したようです。中ジュン何体のドールと契約してるんだよ・・・引きこもりにそんな体力があってたまるかと小一時間(ry
ここで蒼星石から大ジュンへ、お別れのキス。蒼キチ発狂wwwwwww
真紅からの励ましの言葉を餞別に、いよいよお別れ。いい最終回だった。



結局丸く収まった感じですね。きらきーや銀様がどこへ行ったのか分かりませんが。この後は中ジュンメインにシフトするのか、それともドールズのいない大ジュンの世界が続くのか、全く予想がつきません。なんだかんだとボロクソ言いながらも、大ジュンとの別れは寂しいものがあります。
次回は5/13掲載予定!気になりすぎる次回だ!