百合作品紹介・レビュー 6

ここしばらく百合に漬かりに漬かっております。食事、睡眠、風呂以外の時間は百合に注げる幸せ。
ということで最近読んだ百合漫画をいくつかご紹介します。

タヌキでポン! (電撃コミックス)

コチラで試し読み出来ます。これで気に入って買いました。
化けダヌキと女子大生の同棲日常ギャグ漫画。タヌキの正確な性別は不明ですが、人間に化けた姿がどう見ても女の子なので勝手にメスと断定します。
飢え死にしそうなところを助けてもらったタヌキが恩返しに来るというお話なのですが、このタヌキ実は全くの役立たず。ただ恩人であるご主人様に対する愛だけは過剰なまでに深いです。ことあるごとに抱きついたりキスしようとします。
一方のご主人様の方はといえば、人型の時よりケモノ姿に目がないという変わり者。普通にしてれば可愛いはずが、私生活は完全にオヤジ。そしてツンデレ。
ただでさえチビっこいタヌキがコマ割りのせいで余計にちんちくりんに見えます。だがそれがいい。
号数が書いてないので1巻で終わりなのかなと思ったのですが、どうやらまだ続くみたいですね。良かった良かった。

ふたりぽっぽ 1 (まんがタイムコミックス)

コチラで試し読み出来ます。
黒ぽっぽこと黒坂こばとと、白ぽっぽこと白井くるりの2人が主人公の学園4コマ。
くるりはこばとに対して激ラブなのですが、こばとはくるりのことを邪険に扱う・・・しかしここぞというところでは結局お互いが大好きなんだねって辺り、上記のタヌキでポン！とよく似た関係性です。
しかしこばとはくるりにだけ好かれてるのかと思いきや、両方の母親からも過分な愛を注がれているという変わったハーレムが築かれています。母娘百合か・・・悪くない。っつーか和ママかわいい。
ただしかしギャグの面白みに関しては、いわゆる最近の4コマの例に漏れないという感じですね。続刊を買うかどうかは微妙なところです。

える・えるシスター 4 (IDコミックス REXコミックス)

この作品に関しては過去に1度紹介済みですが、ちょっともう1回くらい宣伝しとこうと思います。若輩ながらいろいろと百合作品を見たり読んだりしてきましたが、このえる・えるシスター、甘ったるさに関してはズバ抜けておると思うのです。
そして最新刊の4巻にはこんなオビ。

フイタｗｗｗｗｗｗｗｗ　他所の出版社のネタを堂々と使っちゃう一迅社△
中身は相変わらずの甘々。読んでるこっちが恥ずかしくなってきます。

森田さんは無口 1 (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)

なかなか思ったことを口に出せない口下手な森田さんの悩みや誤解を描く学園コメディ4コマ。口数は少ない反面表情は豊かで、ハイライトの無い目がミステリアスな森田さんかわいいよ森田さん。
基本的には友達同士でのたわい無い高校生活ですが、女子からモテモテの山本さんが登場して以降、徐々に百合色が付いてきます。あくまでオマケ程度ですけどね。
百合抜きにしても面白い作品だと思います。登場キャラはかわいいし、森田さんの両親の愛憎劇もなかなか。共学校ですが男はあまり出てきません。