TALE16 『声』

また日付変更前に発売日であることに気が付くという愚行を・・・。長期休みに入ると曜日の感覚が薄れるので余計に忘れやすいです。
遅ればせながら感想・考察をば。




今回はカラー表紙。きらきーの手と蒼い子です。
コミックス情報も掲載。第2巻の発売は9月18日・・・あれ?延期した??


さて、ジュンと蒼星石を契約させることに成功した翠星石。「ドールに『死』はない」という概念を利用した作戦が見事に決まりました。
契約の当事者であるジュンは、蒼星石がどんなドールなのかが気になるようですが・・・。
さらに、雪華綺晶蒼星石)の体からは「拒否反応」が表れ、雪華綺晶ローザミスティカが出現。ボディに残っていた蒼星石の記憶が呼び起こされ、雪華綺晶ローザミスティカと反発して不安定な状態になっているとのこと。翠星石どこまで計算尽くだよ^^^
ここに蒼星石ローザミスティカを埋め込めば蒼星石完全復活ということになるのですが、やはり依然として銀様は拒絶。
そんなことをしてる間に、真紅や翠星石が膝を付きます。媒介のない2人にとってはそろそろ力の限界の様子。
現状の分からないジュンに銀様から説明がなされますが、真紅と蒼星石の指輪が再生されるのが早すぎるという点について解せないようです。
かつてのマスターである結菱一葉を救うために自らを犠牲にし、アリスゲームから脱落した蒼星石。同じく、かつてのマスターである中学生ジュンの身を守るために自ら契約を解き指輪を破棄した(アリスゲームから降りた)真紅。本来、指輪の再生には、貝が真珠を作るように長い時間がかかるのだそうですが、今回の2人のケースは指輪の再生があまりにも早い、ということなんですね。
真紅からは、蒼星石のボディとローザミスティカがこの世界に揃う瞬間を知りえた理由を翠星石に問いかけます。それに対し、翠星石は「本当は貴女もその答えは知ってるハズですよ」と意味深なセリフ。そして、衝撃的な一言。


翠星石「貴女も翠星石水銀燈も・・・すべてをここに導いたのは お父様・・・!


Ω ΩΩ<な、なんだってー!?
その告白に、真紅は驚きながらも少しずつ思い出していきます。nのフィールドで雪華綺晶の罠に嵌まり、その先で聞いたあの声は・・・。
と、思い出している最中に舞台セットである柱時計が12時の時を指して鳴り響きます。
すると、雪華綺晶の茨の中から蒼星石のお馴染みの姿が出現。同時に銀様の体内にある蒼星石ローザミスティカが反応を見せます。「ああッ」と声をあげて痛がる銀様っ・・・!!
翠星石蒼星石ローザミスティカを返すよう懇願しますが、まるで聞き入れない銀様。
「仕方ないです・・・」と、翠星石蒼星石の元に駆け寄り、


「待ってて下さいです蒼星石・・・今、別のローザミスティカを・・・」


別の!?ちょっと待って何それ!!
そんな疑問を挟ませず、話は展開していきます。
柱時計の針はぐるぐる回り、まかなかった世界での出来事を走馬灯のように振り返りながらnのフィールドへ。
目を覚ましたジュンに「おきたかしら!?」という声が。おおっ、金糸雀初登場キタ━(゚∀゚)━!!!
さらに、「へー、コイツが大学生の僕か」と中学生のジュンと大学生のジュンが対面!相変わらずクソ生意気だぜ!
と、今回はここまで!


話が大きく展開しましたね。
また、お父様・ローゼンの話や、翠星石の言ってた「別のローザミスティカ」など、新たな謎も出てきました。うーん・・・。


次回は9/17分のYJに掲載予定。単行本と1日違いですね。