百合作品紹介・レビュー 3

長期休み利用して読みまくり＞＜

帝立第13軍学校歩兵科異常アリ!? (1) (まんがタイムKRコミックス)

既刊3巻
評価：★★☆☆☆
男キャラ：有り

軍学校モノです。タイトルが長すぎていちいち面倒（ｒｙ
メノアって子が一応百合キャラですが、それだけですね。メノアは主人公（♀）が好き→主人公が男キャラにちょいちょい絡む→メノア容赦なく黒化＾＾
いかにも女の子にモテそうな男キャラなどいやがりますので、過度な期待は禁物です。まぁ、普通のギャグ漫画と思えば。

プアプアLIPS 1 (バンブー・コミックス)

既刊1巻
評価：★★★☆☆
男キャラ：有り

パッと見子供のスーパー貧乏21歳・大河岸ナコと、パワーストーンのお店を経営している美人お嬢様・大塚レンによる百合コメディ。
ナコ、求人誌を見て天然石の店のバイト面接へ→店長のレン「あ、最初に言っておきますけど、私レズビアンですから」ってなとこからストーリーが始まります。
基本的にはほのぼの系です。ナコのことはタイプではないと言っていたレンですが、徐々にナコの健気さに惹かれていきます。はいもうニヤニヤですね。
ナコの幼馴染である男キャラも出てきますが、レンさんが果敢に食って掛かってくれます。顔を合わすたびに火花を散らしてます。いいぞ！
まぁーなんと言ってもレンさんが可愛いのなんのって。地味に家政婦の渡瀬さんもいいキャラしてます。
絵は若干好き嫌いが出そうですが、中身はキュンキュンの百合に切ないシーンもあり、またコメディとしても面白かったです。早く続きを読みたいですねー。

マルスのキス (PIANISSIMO COMICS)

全1巻
評価：★★★★☆
男キャラ：有り

すごい。これすごいです。
彼氏といたるところでHしまくりのギャル・由佳里と、成績優秀で暗い雰囲気をもつ美希との、2人の女子高生によるラブストーリー。
イラストは全く萌え系ではなくストーリーもシリアスめな感じで、初めは「ちょっとハズレだったかも」なんて思いましたが、いやいやとんでもない。
表面は全くの対極にあるこの2人ですが、各々の過去を知るとすごく似通った2人なんですね。そんでまた思春期における心理描写が神懸り的です。
最初は美希のことを憎たらしく思っていた由佳里でしたが、ある日美術室でマルス像にキスをする美希の姿を見てから、美希のことが気になりだし、どんどん2人の距離が狭まっていく様子はたまりませんね。彼氏とのHの最中にも美希のことが頭から離れなかったり、朝の挨拶で思いっきり抱きついたりと・・・。
最終話では思わず涙腺が緩みました。こんな淡い青い恋物語で涙する日が来ようとはね。とにかく美しいストーリー。
この作品の良さを上手く伝えられなくて歯がゆいです。これは是非とも読んでいただきたい。たまには泣ける百合もいかがでしょう。

マイナスりてらしー (IDコミックス 百合姫コミックス)

全1巻
評価：★★★☆☆
男キャラ：有り

名家・松平家の最後の当主である康光（やすみ）と、そのメイド美晴の物語。ストーリー展開型のコメディとでも言いましょうか。日常ほのぼのっていうのではありません。
超大金持ちであった松平家でしたが、今では屋敷まで抵当に入る有様。この困窮の原因は康光の持つ「マイナス金運」によるものだと思われていたが、実は「マイナス金運」の持ち主は美晴で・・・というお話。
今までずっと一緒に生きてきて、これからも一緒にいたいと願う康光と美晴ですが、溜まりに溜まった借金を返すためには「マイナス金運」を持つ美晴を遠ざけなければならないという悲しいストーリーです。
1巻完結というせいか、ちょっとストーリーに物足りなさを感じましたが、それも最後の2人の笑顔を見ればオールOK。
そしてあとがき漫画のぶっ飛び加減にｸｿﾜﾛﾀ。