TALE18 『次の扉』

遅くなりました。
購入は発売日当日に済ませたのですが、それからしばらく時間が取れなくて今までズルズル引きずってきました。




今回は真紅のカラートビラ。
イラストの下部に「車内吊り広告プレゼント」の告知。抽選20名という極めて狭き門です。
同じスペースに「お詫び」として前回の「第2ドール 水銀燈」という表記の訂正がなされています。絶対に許さないよ。


前回は2人のジュンの邂逅と別れがメインでして、今回はドール陣のお話です。
雪華綺晶の第42951世界で目を覚ます真紅。横には既に目を覚ましている銀様。
雪華綺晶が今まで乗っ取っていたボディが元の持ち主である蒼星石の元へ返ったので、元々実体を持たない雪華綺晶は行き場を失い姿を隠している状態です。
そして当の蒼星石は、気を失っている翠星石を抱いて登場してきます。復活キタ━(゚∀゚)━!!! 驚きを隠せない真紅と銀様。


蒼星石ローザミスティカは未だ銀様の体の中なのに、どうして蒼星石が復活しているのか。
翠星石蒼星石は双子のドールであり、他の姉妹と比べて特別な存在です。翠星石蒼星石ローザミスティカは、最初からひとつだったようにぴったりと重なる石だったそうで、翠星石蒼星石を復活させるために自分のローザミスティカを渡すという賭けに出たんですね。泣かせる。
ただ蒼星石自身はこんな形になってしまったことが本意ではないようで、ここ(雪華綺晶の世界)から出た後はローザミスティカ翠星石に返すつもりのようです。


一方の大ジュンはというと、金糸雀と共に「まかなかった世界」の扉を探してnのフィールドを彷徨っています。
無数にある扉を開けては間違えるという行為を繰り返し続けるジュン。そこで金糸雀に1つの疑念が浮かびます。
それは、「第0世界は壊れたけど、このまま戻ってもちゃんと戻れないかも」ということ。
かつてジュンが「まきません」を選んだことで世界が分岐し、「まかなかった世界」では本来ローゼンメイデンが存在しない世界でした。
しかしそこに真紅が現れたことで世界が歪み、真紅が存在するのにもタイムリミットがありました。
そのタイムリミットが雪華綺晶との闘いで来てしまい、真紅たちローゼンメイデンが消えた事で止まっていた時間は巻き戻り、真紅が最初から来なかったというところからまた再生される・・・とのことです。パラレルワールド難しいな。
今ジュンが真紅のいないまま元の世界に戻ってもそれは真紅のいない世界であり、逆に真紅たちローゼンメイデンと共に戻れば以前の世界に戻れるということなんですね。
ってことでジュンたちは世界の扉を探す前に真紅たちを探すことに。


舞台はまた変わってドールズサイド。
どうにか雪華綺晶の世界を壊しにかかる銀様ですが、綻んだ部分を攻撃してもまるで壊れません。
絶体絶命かと思いきや、その綻びから大ジュン登場。そしてなぜかやたらデカい。登場というよりは顔を出すという感じです。
さっきまでジュンの服に巻かれていた雪華綺晶の糸を辿ってやってきたとのこと。
どうにか手を伸ばして真紅たちを救おうとしますが、目に見える通りにはいかず、手に取ることが出来ません。幻術は雪華綺晶の得意分野です。
焦るジュンの傍らで、「残像」というワードから何か閃いた様子の金糸雀
いよいよ頭脳派の本領発揮でしょうか。そもそもカナに期待していいんでしょうか。次回が待たれます。



今回で「双子のローザミスティカは入れ替えが利く」という設定が出てきましたね。
蒼星石は復活しましたが、雛苺の復活は・・・かなり期待薄ですよねぇ。
ローゼンメイデン7姉妹が勢揃いするシーンが見たいぜ!


吊り広告プレゼントの件については、今回は応募圏的はものはいりません。はがきに宛先と軽いアンケートを書いて終わり。
詳細が書かれてある横のデフォルメ真紅がかわいいです。仏頂面でピース。